「優先順位を考えて仕事をしよう」と上司にアドバイスされたことはありませんか?
他にも、仕事の仕方の本にも優先順位の大切さが書かれた本がたくさんあります。
そんな優先順位について、ぼくが働き始めに失敗した経験やそこから改善できた体験談をご紹介します。
目次
失敗談:自分のやりたい仕事を優先していた
働き方を何も知らない状態からサラリーマンになったこともあり、仕事を複数振られたら、自分の取り組みたい仕事から取り組んでいたのです。
そうすると、取り組みたいと思った仕事はどうなっていたのか...
そう、放置していたのです!
先輩に「あの仕事はどうなってる?」と聞かれ、
素直に「まだ着手できていなくて進んでいません。」と答えたんですね。
今思えば、恐怖ですね...
先輩が良い人だったこともあり、そこで優先順位の大切さを知ることができました。
優先順位がころころ変わる
優先順位がころころと変わっていませんか?
今日はデスクの整理をしようかな。
その前に上司に朝お願いされた今日の会議の資料を作らなきゃ。
でも、まずはメールチェックからしよう。
うわ、催促のクレームが入っている。急いで連絡しないと。。。
なんてことがあるんですよね。
整理して気持ちよく仕事したいから上司に怒られないように、お客様に怒られないようにと優先順位が変わっていますよね。
これは、無意識のうちに「怒られたくない」ことを優先してやるべきことを選んでいるんですね。
ここでは、どんなものさしで自分が仕事に優先順位をつけているかを理解することから始めましょう。
ポイント:優先する人の順番を決める
シンプルでわかりやすい方法です。
会社の中で偉い人から順に優先しましょう。
つまり、社長からの依頼が最優先となります。
これが最も他の人を納得させやすい優先順位のつけ方です。
なかには、強引な人やせかしてくる人がいると思います。
衝動的にそういった人の仕事を優先したくなりますが、惑わされないようにしなければいけません。
自分の中で優先する人の順番を決めておくことで、回避しましょう。
失敗談:仕事が終わらず帰るのが遅くなってしまった
優先順位をつけて仕事を始めて、すぐ直面したのは仕事が終わらなくなり帰る時間がみるみる遅くなっていたのです。
はじめは、要領がわるい、進め方がわるいと自分を責めていました。
でも、自分を責めることはありません。原因はそこではないのです。
どうしてか考えていると急な依頼が社長や部長からお願いされると最優先で対応していました。
そうすると、もともと予定していた仕事がずれていった結果、帰る時間が遅くなっていることに気づいたのです。
ポイント:スケジュールを立て、空いた時間を知っておく
自分が1日のうちに何時間の余裕があるかわかっていますか?
当時のぼくはわかっていなかったですね。
それなのに急な依頼なんて対応していたら、帰るのが遅くなるのは必然です。
まずは、会議やお客様へ訪問など誰かと約束している時間をスケジュールにいれましょう。
9時に出社
11時から商談(1時間)
12時からランチ(昼休み)
14時から社内会議(2時間)
18時に退社
すると、自由な時間は4時間です。そこから朝礼、終礼、メールチェックなどを考えると残りの時間は3時間しかないのです。
思っていたより、急な依頼に対応できる時間って少ないことに気づきます。
まずは、自分の空いている時間がどれだけあるか把握することから始めましょう。
そして、急な依頼に対応できるよう余裕のある時間配分でスケジュールを決めていきましょう。
まとめ
ポイントは、
- 優先する人の順番を決めること
- スケジュールを立て、空き時間を把握すること
です。
たまには振り返ってみて、ストレスのない仕事の進め方をしていきましょう。